■高校生時代はマンガ大好きだった

高校生時代は、マンガ大好きで、アニメも大好きでした。

通学途中に本屋があったのですが、友人と毎日のように立ち読みをし、

少年誌、青年誌を読破する日々。

学校に行っているのやら、マンガ読みに行っているのやら、分からない状況だったのですが、

バーチャルな世界が好きだったんだと思います。(プチ現実逃避状態)


マンガやアニメは、自分の現実世界とは関係ありません。

ですから、どんなストーリーであっても安心して読めますし、楽しい場面も多いので、

居心地が良かったわけです。

ただ、今考えてみると、マンガのストーリーというのは、面白くするために、

極端な表現だったり、あり得ない表現だったりしたので、その表現を真に受け、

現実世界において、マンガ的な言動をしてしまったことで、

コミュニケーションにおいて大きな失敗をしていたように思います。(本人は気づいていませんが)


■まじめまして

高校生時代は、どちらかというと、「まじめまして、こんにちは」的な真面目人間タイプ

だったと思います。

ルールに反することは避け、学校帰りに遊びに行く、ということも、なぜか出来なかったです。

友人らは、学校帰りに、電車で横浜駅に行き、買い物や遊びをしたりしていたようですが、

時間があったにもかかわらず、真面目に直帰していましたね。

「ルール違反できない」という杓子定規な生き方自体も、口下手の傾向とも言えます。

ルールの範疇での生き方なので、当然、冒険的な行動も少なく、となれば、面白い体験も少ないので、

会話するにしても、面白い実体験談を話す事もできなかったわけです。


当時は、今ほど、お笑いの流行がなかったので、面白さを追い求めよう!などという動機付けもなく、

決められたレールの上を、ただただ無難に歩いていたって感じでした。


■青春を感じない青春時代

高校生時代の3年間は、特に青春を感じなく、ただただ、遠距離の高校まで通っていた感じでした。

中学時代までは、記憶が割と良かったので、勉強に関しては、記憶で点数を取っていたのですが、

高校では、記憶だけでは太刀打ちできず、点数は下降路線。


ルールに縛られ、感情表現も苦手。

そういう人格になっていたのもあって、想像力や創造力に欠けていたんでしょうねえ。

高校の勉強というのは、応用問題やハイレベルの問題もあって、そういうのは、想像力や創造力が

ないと、答えが出てこないんです、残念ながら。。

自分の考えの枠内でしか答えが出せないので、枠外を求められると、そこで思考ストップ。

その当時は、点数が下がっていっても、分析すら出来なかったので、ほぼ放置状態で、

ある意味、挫折感を味わっていたかも知れないです。


無味乾燥な高校時代も終わり、大学受験に向かったのですが、現役では、一つも引っかからず、

見事に浪人。


想像力や創造力がなかったにも関わらず、予備校という、ある意味、牢屋的な環境のおかげもあって、

翌年には大学に合格しました。


この時、恐らく、この想像力や創造力のなさが、大学生活での会話やコミュニケーションにおいて、

大きなブレーキの要因になろうとは、まったく気づいていない私でした。



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